2014年01月09日
医療法人化のメリット・デメリットについて
みなさんこんばんは。名古屋医療サポートセンター長の税理士 鈴木宗矩です。
さて、平成26年税制改正大綱が昨年末に発表されました。消費税、所得税、相続税と増税の話題が多くて・・・。頭が痛い話題が多いですね。個人事業でやられている先生方は、毎年確定申告の時期に払う税金の額に愕然とされていることと思います。
そんな中、節税の選択肢として、医療法人化があります。
<医療法人化メリット>
- 給与所得控除により税額が軽減されます
- 所得税と法人税の税率の違いにより節税ができます →税の軽減効果が見込める!
- 役員退職金の活用が可能になります
- 医療法人契約の生命保険の活用が可能になります
- 社会保険診療報酬について源泉徴収されなくなることにより資金繰りが楽になります
- スムーズな事業承継が可能になります(相続対策)
他にもいろいろありますが・・・。もちろん、デメリットもあります。
<医療法人化デメリット>
- 厚生年金保険料等の負担が増加します
- 都道府県知事等への決算報告等手続が増加します
- 給料(理事報酬)は定期で定額の支払いが強制されます
- 小規模企業共済加入者は原則脱退となります
医療法人化の目的は、節税のみではありませんが、増税傾向の現在検討する意味はあると思います。
適正な役員報酬や保険等を組合わせてシミュレーションすることで、節税額を最大限にすることもできます。一度検討してみてはいかがでしょう!
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