こんにちは、名古屋市で税理士事務所を開業している税理士の鈴木宗矩と申します。
本日は、退職所得控除の見直しの検討の話題についてです。
<退職所得控除について>
現行の退職所得課税は原則として、以下の計算式によって計算します。
退職所得=(収入金額△退職所得控除)×1/2
※退職所得控除
- 20年以下(勤続年数)→40万円×勤続年数
- 20年超(勤続年数)→800万円+70万円×(勤続年数△20年)
改正の検討内容→20年超(勤続年数)の控除額(70万円)の金額変更が検討されています。
退職金は多くの方の老後の生活資金に影響があります。今後の進展を注視しましょう。
ティーエス会計事務所 HP:http://tskaikei.com/
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